TORUS

写真と言葉たち

ピンクのラーメン

お茶の水界隈でお昼を探していたら、「博多天神」という本場もの風な豚骨ラーメンのお店を発見。さてさて、さっそく注文して食べようとして、目の前にあった紅ショウガがおいしそうだったので、タップリと麺の上に乗せてみたらな、なんと!スープの色が全面的に綺麗な「ピンク色」に変わっているではないですか!


余りの変化にビックリして、さてさて味は?と思い一口食べてみると、これが大変おいしいのです。色はピンクですが、しっかりと豚骨スープの味はしていて、しかも紅ショウガもピリリと味を引き立てていました。


思わず感激して、ウエイトレスのお姉さま?と「平和のトーラス」を作ってパチリとスナップを撮らせていただきました。


味も形も素性も違う豚骨ラーメンスープと紅ショウガですが、こうして互いに一つに混ざり合い、相手の味を認めつつも、自分の味をしっかりアピールしている事が成り立っているこの「ピンクのラーメン」は、正に「平和のトーラス」のポリシーと合致するものなのでした。


この「ピンクのラーメン」の出会いから、このポエムビデオを作ってみました。


お茶の水へ行ったらぜひチェックしてみて下さい。



ザ・ピンク ~ ピンクのラーメン


《ピンクのラーメン》
~ もし君が、豚骨ラーメンのスープ
  ならば色は白、
  だとしたら、僕は
  紅しょうがだから色は赤。


君が赤なら僕は白
君が白なら僕は赤


色も違うし、
姿形も違うし、
味も匂いも、
生まれも育ちも
全く違うね


そんな君が何を考えているのか
時々分からなくなる事がある


そんな時つい僕もイライラして
訳もなく君にあたっちゃったりもして


でも、
こうして僕たちが一緒になったら
お互いに今までと全く違う色になったね。
「白」でもなく「赤」でもなく


全く違う「ピンク色」になったね。


なあんだ、これで良いんだよ。
そうかあ、これで良いんだよ。


今までに
 どこにもなかった
  新しい世界へ、これから
   一緒に歩き出すんだ。


綺麗な花には棘がある

そう、そういう事だったんだね。
綺麗な花には棘がある,
って事だったんだね。

でも、
香りの良い綺麗な薔薇の花に限って
あんな棘があるなんてなんの意味があるのだろう?


昼と夜が繰り返されるのにはなんの意味があるのだろう?
という事と同じくらい不思議な事じゃない?


とにかく、
貴方が遠くへ行ってしまってから
どれだけ貴方の事が好きだったのかが
わかった、なんて、遅すぎるよね。


とにかく、
貴方が遠くへ行ってしまってから
どれだけ貴方の言っていた事が大事だったのかが
わかった、なんて、遅すぎるよね。


愛は優しい気持ちにしてくれる薬だけれど
時として薔薇の棘のように
心に突き刺さってくるんだね。


(rap)
たった一つのこの歌しか歌えなくなった
壊れたウグイス人形のような私は
きっといつまでも貴方の事を
思い続けていくのだろう。



バラの花びらって食べてみたらフルーツのような味の種類がありましたよ。
それがこれ、「ケニギン ペアトリックス」。
実は色々試したのですが、これが一番おいしかったです。サラダに多分ピッタリかもね。


コンドルの国からやってきたミュージシャン


コンドルの国からやってきたミュージシャン




〜池袋ステーションビル前の片隅で
 演奏準備しているストリートミュージシャンがいた。
 そうだ、何か歌をリクエストしてみようかな?
 だとしたら、なんの曲にしようかなあ?


地球の反対側の
コンドルの国からやってきた
一人のミュージシャンが
僕の為に歌を歌ってくれた。


世界にはテロや国同士の紛争など
様々な争いがあるけれど、
平和を愛する国もここにあるんだよ、
と、いう気持ちが伝わる
優しいメロディー達が聞こえてきた。


こんな風に色々なメロディーを
歌い続けて世界を回っているんだね。


このメロディーが君に伝わり、


そして又それが
次のだれかに伝わり


そして又そして、
どんどんどんと、


どこまでもどこまでも広がり続けて欲しい、


彼の指の先からそんなメッセージを受け取った。


〜サスガ、さくらさくらを演奏していただきました。
 アレンジも良いですね。
 日本への気持ちが伝わります。

ハチ公前で出会った俳優志望の方

俳優志望


~「俳優志望です。フォローお願いいたします。」
というプラカードを持った若者が、渋谷駅ハチ公前広場に立っていた。


どんな理由があるのかな?
って聞いたら
どんな風に答えるのだろう?


もしかして、そう簡単に一言では
言い切れない何かがあるのかも知れないし、
いや、そんな事などでは無くて、
ほんの思いつきの事から始まった事、
だったのかも知れない


でもね、
君の笑顔は輝いているよ
周りがどんなに暗くても
君の笑顔はカッコ良く輝いているよ


ほんの思いつきの事から始まった
のかも知れないけれど、
その選択は
絶対間違いなんかじゃあないと思う


だってほら、
合わせた指と指の間から、
不思議なパワーが生まれているよ


とっても
不思議な
不思議な
不思議なパワー


ほら、周りのみんなも
君につられて
ピーススマイル

写真とは、真実を写すものなり。


三人組の若者が仲良く整列しているかのように街の角を曲がって、どこかにある共通の目的地へ向かって、とにかく寄り道する気もなさそうにさっさと歩き続けているようです。
遠目からだし、ハッキリと顔が見える訳でもないのですが、三人とも共通のグループに属している風に見えるし、おそらく真実は大学のサークルとかであろうと思われるけど、たとえ違っていても、そう大きな違いはないのでしょう。


又、道の反対側には電柱の傍でスマホをしている人がいるけれど、なぜ電柱の傍なのか?多分、もしトラックがぶつかってきたら電柱で防御できるかの知れない?と、思っていたのかどうかは分かりませんが、無意識のうちで電柱の傍にいると安全であろう、と思ってそうしていたのでしょう。


恵比寿駅前のバス停で仕事帰り風の人たちが整列している脇を、駅へ向かう人、駅から出てきた人たちが通り過ぎていて、誰もがただボーっと立っているのではなく、それぞれの目的を本人に直接聞かなくても写真からはいろいろ妄想出来きます。

例えば、スマホをチェックしながら駅から出てきた人は、明らかに、仕事がらみのメールではなく、友達とラインをやっているであろう事は可なりの高い率で真実でしょう。


そうなのですよ、たわいのないこの写真に写っていた人たちは、だれもが、つくられた物語で真実ではない作られた演技をしている役者などではなく、嘘偽りのない現実の世界で、真実の自分の姿を表現している人たちなのです。


この意味で、写真とは真実を写すものなのでした。


ある日の雨上がりの恵比寿駅近くにて、、。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
後述です。


このタイトルの「写真は真実を写す」というのに否定的な考えが結構ネット上にはありますね。真実として!ん!「写真」という日本語の意味は文字通り、「真実を写す」という意味です。


例えば「写真という言葉が日本人を苦しめる」という事から、「写真はアートである」として「写真は真実を写さない」と結論する意見もあるようですが、実は「アート」とは「真実を写す」ものなのですよ。ですので、写真は真実を写すのは正しいのです。


「よく、撮って出しが本当の写真だ」という人がいますが、それは違います。確かに、カメラワークで最も重要なフレーミングは撮って出しでほぼ決まるのですが、撮って出しは、まだ単なる機械が作った画像です。まあ、カメラ製造技術者が関与して画像を作ったから、カメラ製作者が作った画像かも知れませんね。


アートとは人間が創作した、自然ではなく人工的なものなので真実ではないという意見が多々あると思いますが、実は本当のアートとは、人間が真実を模索して表現するべきものなのですよね。つまりアートとは真実そのものなのです。


アートとは何であるかは放送大学で勉強すると分かりますよ。真実を言葉で表すのが詩であり、カメラを使って得た機械画像をフォトショップで加工して真実に近づけた画像にしたものが日本語でいう写真なのです。なので、日本語でいう「写真」とは「真実を写すもの」、というのは真実なのでした。そう、日本語とは本当に素晴らしい言葉なのですよ!


同じ概念を、アートや真実という言葉は神に指示されて人間が作り出した言葉なのでしょう。


・・・・・・・マイメモ・・・・・・・・・・・・・・・・


神と概念と言葉の関係


神は言葉を話せません。
概念は神の世界にあるものです。
ある概念を言葉にあてはめる事は人間にしかできません。


ただし、ある概念に気が付くのは人間にしかできませんが、良い概念に気が付くのには、運も必要なのであり、それこそ神の指示がないとなかなか素晴らしいと思えるような概念には気が付くものではないのでしょう。