TORUS

写真と言葉たち

横断歩道を渡った歩行者がビルの向こう側へ行こうとしている時

歩道を渡った歩行者がビルの向こう側へ行こうとしている時に、乗らずに手で自転車を押しながら、手前の横断歩道をこちら側へ渡って来ている人がいた。

その自転車がこちら側へ渡り切ろうとしている時に、一台のタクシーがこちらの方へ右折して来たようだ。


歩道橋の上から時折人や車が通っているのを見ていたけれど、確か時折乗っていたのだけれど、ほぼ自転車に乗らずに手で押しながら何度もこの辺りを行き来していている人がなんだか気になっていた。


そんな時、なんだか自転車の位置が面白そうなこの場所に来たので即シャッターを押したのだけれど、では、なぜ乗らずに手で押していたのかは不明だった。


、、、、、、、、、


さてさて、そうしてあたりを見回してみたら、なんと私と別にもう一人歩道橋の上からカメラを持っている人が居て、自転車の彼を撮影していたようです。


そうしていたら、間もなくそのカメラマンが自転車の彼に、「もう一度、向こうからこちらへ来て見て、、」という風な声をかけていました。


なるほど、納得!どんな不思議な事でも何らかの物理的?な理由というのが必ずあるのでしたね。


おそらくカメラマンの彼には自分の撮りたい理想的な図がハッキリとあるのでしょうね。撮りたい構図というのが明確なのですから、出す指示もはっきりと具体的なものなのでしょう。それにしても、ずいぶんと長い間やっていて、私が歩道橋を下りた後も何度もやり直していました。

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