Storytelling

写真と言葉たち

ジェット機が飛び交う都市

目黒駅から高縄ゲートウエイ駅まで歩いてみた。

歩いている途中ズット気になったのは空を飛ぶジェット機だ。
それと高縄ゲートウエイ駅前の広大な何もない土地。


夕方だからサラリーマンの人が多いが毎日の事なので気にならないのかなあ?と思ったけれど、やはり気になるらしい、信号待ちでスマホを見ている人も大きな爆音で飛んでいくジェット機に時折目を向ける人がいる。


又、ゲートウエイ駅前はかなり広い範囲でまだ工事も始まっているのかどうかは分からない何もない空き地で、まあ、一つの工業地帯を作れるくらいの広さがあり、その上を夕方になるとジェット機が次から次へと通過している。

何年かするとここに高層ビルでも出来るのだろうか?だとすると、巨大な都市が新たに作られることになる可能性はあるのだろうが、さて、そのように景気の良くなる日本なのだろうか?


それに、広大な空き地とジェット機の組み合わせは何か違和感がある。
例えば巨大な経済地区が出来て沢山の人が集まる場所になったとして、その空の上に夕方になるとジェト機が飛び交う図はとても不自然ではないだろうか?。

実はとても嫌な例がある。


羽田空港の近くに、野犬の保護施設?ちょっとそう見えるだけで本当は?ですが、ありました。というか、今もあるけど当然動物も人もいません。なぜなら?真上をジェット機が飛び交っているからです。想像するに動物たちがジェット機の騒音がうるさくて騒いだのではないでしょうか?まあ、これは憶測ですが、そこは、人だって騒音で事務作業なんかできるような場所などではないのです。


おそらく、人がいられるような場所ではないので、動物なら構わないだろうと思いこの様な施設を作ったのでしょうが、案の定動物にも嫌われたのかもしれません。すべてこれらは私の憶測ですが、この高縄ゲートウエイを見て思い出してしまいました。


しかもゲートウエイとは、いろいろなものが交錯する場所です。ここに飛行機の騒音まで交錯したら都市としてどうなのでしょうか?。日本橋の上に高速道路を作ってしまうまるで日本を否定するような都市づくりをしてしまった二の舞になる危険がありはしませんかねえ?

もし私が美しい都市を作ろうとしたら、真上をジェット機が飛び交うような設計はしません。
しかし、日本をあまり好きではない人だったら逆にジェット機を飛ばしても、その方が経済的に良いのなら騒音には気を留めないかも知れません。


さてゲートウエイとは、情報が通過する門です。つまり人ではありません。なるほど、そういう場所にする可能性はありますね。すなわち人はほとんど不要で、コンピューターやロボットで成り立つ都市。
で、働くのは日本人ではなく外国人が主になる。
だから本来なら泉岳寺がすぐ傍なのだから駅名は当然「泉岳寺」にすべきなのに、これは仏教の名前だから外人には似合わないし、敵の神になってしまうのでこの案は没にされれた、そういう気もしますねえ。

いづれにしても、これらを踏まえたうえでこの都市を作らないと間違いなく天罰は下されると思いますよ。バブル崩壊という天罰もありましたよね。

しかし、もしこれらを踏まえて何か新しい方向を見いだせたら、それはエデンの園になる可能性も無きにしも非ず。


最後の写真、教会かと思ったら警察署ですね。なんか飛行機のシルエットに似合うなあ。

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