TORUS

写真と言葉たち

線路作業員の脇を通る列車と並走するママチャリと子供




まだまだ日差しは強い10月、山手線の線路内でテキパキと作業をしている数人の人たちがいた。 


このシーンに山手線の列車が来たらシャッターを押そうと構えていたら、来たのは湘南新宿線の特急列車だった。


ちょっとシャッタースピードを間違えて列車はハッキリ写らなかったけれど、そのタイミングで外人の女性の二人連れが脇を通り過ぎて行った。


加えて、恵比寿駅方向からママチャリが近づいて来ていて、そしてもう一人子供が自転車でこちらへ向かってきている。

拡大写真


二人とも顔はボケていて個人を特定は難しいと思いますが、でも表情は良くわかります。お母さんの優しく子供を心配しながら見ている眼と、子供が必死にペダルをこいでいる様子が見て取れるのです。


そう、お母さんは電動ママチャリなのです。しかも、後ろにもう一人子供を乗せているようです。だから、お母さんは特に力は使わなくても楽にペダルをこいでいるのですが、子供はそうはいきません。必死に漕がないとお母さんには追い付けませんからね。


そんな思いで改めて今日たまたま信号でママチャリで子供を乗せて信号待ちをしている人を見かけました。しかも前と後ろそれぞれに計二人を乗せてです。


うわあ、凄い大変だなあ、と見ていたのですが、さて、信号が青になって自転車がスタートしたら、何とスイスイとあっという間に向こう側へ行って、混雑している人を軽々と避けながら人込みの中へ消えていきました。


いやあ、凄いですね、電動自転車の威力は。バイクよりも機動力もあるかも知れませんね。でもこれは免許いらないんですよね。そう考えると何かが?まあ、最大スピードはバイクより遅いのかもしれませんが、逆に人込みでもかなりのスピードが可能ですね。とりあえず大きな問題になっていないのは電動自転車のコントロール機能が良いからなのかも知れません。凄い発明品です。これが無かったら今の日本の子育ては維持できません。

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