Storytelling

写真と言葉たち

遠くに富士山が見える目黒行人坂方向の図

時々晴れた日の夕方の目蒲線目黒駅からの行人坂方向には富士山が見える事があります。


カメラを構えていたら、何やら意識しているのかの様に、ポーズを取りながら横切る人が居ました。シャッタースピードが遅いので個人識別出来ない様になりました、というより、実は最初からそれを想定してシャッタースピードは遅くしていました。


もちろん常に個人識別は出来ないようにいろいろ工夫をしているのですが、でも現実的には日本のストリートカメラマンでもバンバン顔を撮りまくっている人もいるのですけれどね。


最近はプライバシーで人を撮るのが難しいとか言われていて、私も違反しないように色々工夫しているのですが、でも、ストリートフォトだと人を撮らないと面白くはならないのですね。ところでこの点、私と同じような方向での私の上を行くスマートな撮り方をしている人は今まで3人程いましたね。グヤシー!


その中の一人は女性で、まあ、女性だからの特技からかも知れませんが、強制的にモデルになった人も嫌そうな顔をする人は殆ど居なく、そうでなくても実に様々な工夫がうかがえました。


例えば、逆光にする、シャッタースピードを遅くする、顔は写さないでも雰囲気はある、後ろ姿に撮る、顔をトリミングする、まあ、あらゆる手段は使っていますね。フォトショップも間違いなく多用しています。そう、あと度胸もありましたね。他人にズバリとレンズを向けちゃうという。


ストリートで人を撮るとそのような写真は全て写真素材や日本の写真コンテストでは必ず没になります。だから、ストリートで人を撮ってはいけない、という間違った考えに多くに人は陥ってしまいましたね。


でも、それを乗り越えて素晴らしい評価と実績を出している人が世界には沢山いるのも又現実なのです。兎に角、インスタには凄い人がいるんですね。又、そうでない人もね。

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