パラレルワールドの出口を探す旅は、 まだ続いているのだけれど、、 今はただ、一緒にいるこの瞬間だけが、 確かな居場所。 「帰り道、どこだろう。ねえ、ここはどこ?」 「大丈夫、今見つけるから。少し待ってて。」 冷たい大理石の壁に背を預ける。 硬い床の感触が少しだけ安心感をくれる。 「ほら、こっちの角... 続きをみる
2025年2月のブログ記事
-
-
駅へ向かっていく仕事を終えた沢山の人々へ向かって アピールするかのように、夕方のレストラン街は明るく輝きだしていた。 黒いハイヒールブーツの女性がスマホを持って、 夜の空気に溶け込む様にふわりと歩いてきた。ネオンがまるで手招きするように瞬いている。 目の前のパブもドアを開けて、お客を誘っている様だ... 続きをみる
-
-