ガラスのネオン、メニューの光 ボトルを持って、夜は近い 足音が刻むこのリズム これが、今の私のビート 歩いて、息して、誰にも見えず 私の歩幅、私のシーン、この街の隙間 ひとくち飲めば、すべて整う 顔を上げて、灯りの中を ガラスのネオン、街のざわめき ボトルを持って、夢に寄り添い 横断歩道に響くステ... 続きをみる
2025年7月のブログ記事
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ゆらり ゆらり 夜の空気に 汗がほどける 赤い提灯は 空に咲く灯籠の花 太鼓の音は 地の底から届く、いのちの鼓動 私は踊る この浴衣のひまわりも、 祖母の畑で揺れていた夏の記憶も 指先にまとわせて 誰かのために でも 私のために 踊っているようで 実は 踊りながら 私は時間の螺旋をほどいている 先... 続きをみる
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雨粒が、ビニール傘を静かにたたくたびに、 街の喧騒は、一瞬だけ遠ざかっていく。 スマホをしまう。 心を、整える。 この一瞬 この一歩 白いブラウス すべては、曖昧な世界を貫く意志のかたち。 A moment, a step, and that’s the gift. Today is ... 続きをみる
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