TORUS

写真と言葉たち

空飛ぶ海賊船

ソニー、セガ、ウィンボンド、三菱、サンヨー、エプソン、日立、などなど、オールジャパンの最先端チップ達で完全装備された海賊船が、夕日を浴びながら今まさに六本木ヒルズの展望室のショーウィンドーの中から、大空へ向かって飛び立った。


さあ、出発だ!
面舵いっぱーい!
今正に夕日が沈み、
我々は怒りを放ち、
明日へ向かって突き進む時だ。


我々を止めるものはもはや誰もいない。
完全無欠のこの船体を止める事をできるものは
もはや誰もいるはずはない!


歴史を作ろう!
新しい歴史を作るんだ。
新しい歴史を誰もが待っている。


さあ、出発だ!
いざ、出発だ!


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これを撮ったマイクロフォーサーズカメラLUMIX GX7も、なかなか凄いです。撮った時は分からなかったのですが、後で見てみたら、船体の周りにあるのはICチップで、精彩にその文字が写っていました。


まあ、そんな感じのこの被写体の作品なのですが、なぜこういう作品を作ったのかは不明ですが、ある意味現代の世相を反映した作品なのでしょうね。まあ、海賊の心意気で会社を繁栄させましょう、という明るい希望を表してはいるのでしょうが、さてさて、現実はどうなのでしょう?


第一、日本の文化に、海賊は良いものだという感覚は無いんじゃないかな?この作者は日本人なのかな?と先ず疑問が起きました。


そりゃ確かに昔の日本ならそれらしき事をやったか?と問われれば、ちょっと返答に困りますが、では現在そのような行為をアジアでやっているのは誰でしょう?


ほらほら、その六本木ヒルズの展望台から外を見たらなんとこれですよ。

梅雨の合間の空の新宿副都心の上を飛ぶジェット旅客機1



梅雨の合間の空の新宿副都心の上を飛ぶジェット旅客機2


梅雨の合間の空の新宿副都心の上を飛ぶジェット旅客機3



六本木ヒルズのすぐ近くを飛ぶ、すでに着陸タイアを出しているジェット旅客機



梅雨の合間の空の東京の上を飛ぶジェット旅客機


現実の日本の首都東京の真上を飛んでいるのは、日本製の海賊船ではなく、外国製のジェット旅客機でした。


外国製のものばかりがどんどん日本の中に浸透してくる、
この流れは止まらないのでしょうか?
止まらないでしょうね。
多分もっともっと進むでしょう。


IC技術も深田さんによると実は色々あるらしいし、
でも、何らかの方向修正は絶対必要だと思いますし、
そういう兆しはなんとなくありそうです、かな?
その一端が、先にあげたUFOだと良いのですが。


取り敢えず、日本も海賊魂をかつては持っていたことを思い出して、新しい違う形で実現する事を模索して欲しいなあ。それには、ンンン、どうすれば_、、?まあ、まずは現実を認識しましょうか?

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