TORUS

写真と言葉たち

青信号の点滅が始まったので、急いで横断歩道を渡る3人と、それを見守る3本のストップポール

またまた黄疸歩道、前々回と同じ、前回の斜め反対側の場所。


やはり、横断歩道はみんなが好む撮影場所ですね。本当にストリートフォトでは多いです。そして、様々なアイデアで皆さんやっていますね。


良くあるのが、横断歩道の白い横線を利用してそこへ来た横線の入った洋服を着た人を写すとか、横線の上に一人だけ配置するとか、もう本当に多いです。


ただ一つだけハッキリわかる真実は、この横線を考えた人はえらい!太さとか間隔とかちょうど横断歩道に相応しいデザインですからね。


そこで、私もいろいろ何か新しい小細工をいろいろ考えますが、もうみんながやっちゃっているので新しいアイデアは無理かもですね。


さて、そして悔し紛れに考えたのがそのような小細工はやめて、単に人を3人配置してみました。


すると、あれ?なんだか安定しています。何だろう?と少し考えたら、どうも手前にある3本のポールの間隔が信号を渡る3人と連携しているような気がしてきました。


それと、画面左右には頭の写っていない人が夫々に反対方向を向いてバランスを取っているようです。


そうしてみると、手前にあるポールなどの影とか地面の汚れの模様とか、マンホールの蓋などの図柄もあれ?何やら、メッセージがある様な気がして、まあ、どんなメッセージなのかというと、ハッキリ言って解読不能!


ただ、3つの信号ランプを支える横バーの影のラインと、目の悪い人用の黄色のラインがほとんど同じ角度で重なっているのはあまりに偶然。おそらく数分後にはこのデザインは崩れるでしょう。


そうかあ、なんだか真ん中から少し右の辺が重く安定している原因はこの影と黄色いラインとの重複が原因だったのかも。ン、だとすると、やじろべいバランス的に左にいる影の人の体重はかなりあるって事なのかも。確かに頭は見えないけれど、影はチャント全体像になってるし。


と、まあ、ここまで読んだ方は多分居ないな。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ、、、。

遠くに富士山が見える目黒行人坂方向の図

時々晴れた日の夕方の目蒲線目黒駅からの行人坂方向には富士山が見える事があります。


カメラを構えていたら、何やら意識しているのかの様に、ポーズを取りながら横切る人が居ました。シャッタースピードが遅いので個人識別出来ない様になりました、というより、実は最初からそれを想定してシャッタースピードは遅くしていました。


もちろん常に個人識別は出来ないようにいろいろ工夫をしているのですが、でも現実的には日本のストリートカメラマンでもバンバン顔を撮りまくっている人もいるのですけれどね。


最近はプライバシーで人を撮るのが難しいとか言われていて、私も違反しないように色々工夫しているのですが、でも、ストリートフォトだと人を撮らないと面白くはならないのですね。ところでこの点、私と同じような方向での私の上を行くスマートな撮り方をしている人は今まで3人程いましたね。グヤシー!


その中の一人は女性で、まあ、女性だからの特技からかも知れませんが、強制的にモデルになった人も嫌そうな顔をする人は殆ど居なく、そうでなくても実に様々な工夫がうかがえました。


例えば、逆光にする、シャッタースピードを遅くする、顔は写さないでも雰囲気はある、後ろ姿に撮る、顔をトリミングする、まあ、あらゆる手段は使っていますね。フォトショップも間違いなく多用しています。そう、あと度胸もありましたね。他人にズバリとレンズを向けちゃうという。


ストリートで人を撮るとそのような写真は全て写真素材や日本の写真コンテストでは必ず没になります。だから、ストリートで人を撮ってはいけない、という間違った考えに多くに人は陥ってしまいましたね。


でも、それを乗り越えて素晴らしい評価と実績を出している人が世界には沢山いるのも又現実なのです。兎に角、インスタには凄い人がいるんですね。又、そうでない人もね。

目黒駅前西口交差点で、出発地点に付き青信号を待つ歩行者たち

ストリートスナップというものは何なのかをいろいろ試行錯誤しているのですが、やはり交差点、横断歩道というのは誰もが撮っている素材なので試しに何枚かとった内の一枚がこれなのですが、さて、何かストーリーがありそうな雰囲気があるのは何なのだろうか?と考えてみました。


よく見ると、手前にいる3人のうちの一人が左の方へ歩いているのに気が付きます。そして、反対側を見ると既に何人かの人々がある程度の程よい間隔でならんでいて、青信号を待っています。

成程、手前で左の様へ歩いている人は、どうも、自分が横断歩道を渡り始めるスタート地点を確保するために歩いているのだな、と分かります。

さてさて、自分に当てはめると私も実はいつも通る横断歩道で青信号を待つ場所はほぼ同じ所を確保しているのだなと気が付きます。

とすると、もし先ず右の男性が、横断歩道にはまだ誰も待つ人が居ないので、いつもの自分のスタート地点を確保したのだとしたら、次の女性は、駅から一番近い自分のいつものスタート地点は既に他の人に取られたので、その彼からだいぶ離れたほぼ横断歩道の幅の真ん中あたりに場所を確保したのはなんとなく想像できますし、三人目の男性も、渡った後の自分の行くべき道を考えたら左端が良かろう、とほぼ無意識の内に考えて左方向へ歩いているのでしょう。

なるほど、人って横断歩道を渡るためのスタート地点を各自が決めるのには、ほぼみんな無意識の内に素早く考えて行動をしているのですね。しかも、このほぼ適正な同じような間隔をそれぞれの人が確保しているのって、そう、コロナから始まりましたね。

では、コロナ以前はどうなっていたのか?というと、もう思い出せませんね。多分ここまで全員が等間隔で離れてはいなかったでしょう。もう少しランダムでより接近していたのでしょうが、もう想像できませんね。なので、多分、このような、交差点でほぼ同じような等間隔に並ぶ、っていうのは社会常識として永久に続くのかもしれませんね。


そんなわけでこの写真のタイトルは「黒駅前西口交差点で、出発地点に付き青信号を待つ歩行者たち」としました。

御茶ノ水上空にほうき太陽現る

御茶ノ水の東京医科歯科病院へ時々通っているのですが、到着してふと空を見たらものすごい光景が!太陽にとても大きな尾ひれがついているのを発見!

空飛ぶ太陽、というのも変ですし、キャプションとしてはやはりほうき太陽でしょうか?

もちろんこれは飛行機雲なのですが、しかし、こんな大きな飛行機雲は今まで見た事はありません。

実は今はストリートフォト専門になっているのですが、空に浮かぶ白い雲もとても好きで昔からずっと雲についてはいつも気にしているのですが、このような大きな飛行機雲どころか、実際にここ数年は飛行機雲それ自体は本当に少なくなっているのです。


ちょっと前は飛行機雲はほぼ毎日といっていい程いつも目にしていて良くカメラでも撮っていたのですが、ここ数年は殆どカメラに撮るチャンスもありませんでした。この理由は気候が変わったのか、旅客機の飛ぶ高さが変わったのかは分かりませんが、多分何らかの正当な理由はあるのでしょう。


でも、確かにこの大きさの飛行機雲は生れて始めて見た?くらいので、きっと何か特殊な飛行機が飛んだのかもしれません。しかも二機の飛行機が同時にですね。何らかの国防作戦でもやっているのかな?

クリスマスイルミネーション

ここはガーデンプレイスのクリスマスイルミネーションですが、実は一番有名なのはシャンデリアなのですが、あれはまともに写真には撮れません。何しろ明暗差があり過ぎるので私には奇麗に撮れませんでした。


でも、大体において、ここで写真は撮ってはいけない場所なのですよね。現にガーデンプレイスの管理主任の方に「写真をここで撮っていいですか?」と、聞いたら、スナップでも撮ってはダメだと言われましたからね。じゃあ、なんでみんなが撮っているのに文句も一つも言わないのは何故なのでしょうか?


つまり、正式には撮ってはいけない、という決まりがあるけれど、実際に撮った人には文句は言わない、というのが現実であり、では、「じゃあ、黙認しているのですか?」と、聞いたら、「黙認はしていません。」という訳ですよ。え?実際に文句を言わないという事は、黙認している事なのに、「黙認はしていません。」これって現実を無視した訳の分からない説明なのです。実際にはみんながここで写真撮影しているのに何の文句も管理として言わないその事の理由は言わないのですね。


写真撮影に関してはこんな変な道理が堂々と定着している訳です。
写真撮影の法的事がらに関しては日本は後進国なのでしょう。
それと、悲しいけれどストリートフォトと盗撮が混同しているのですよね。
ま、仕方がないですね。それを踏まえて新たな方法を開発中です。


ちなみにここまで顔が暗いと個人識別は不可能だから肖像権は発生しないと思いますが、これも実はその方法の一つなのでした。

皆皆さんスマホで撮影しまくり状況なのです。

大きなクリスマスツリーもありました。
今年は特にたくさんの人が集まったようです。