TORUS

写真と言葉たち

タクシーを止めた誘導員がいる横断歩道

タクシーを止めた誘導員の指示に従って
3人の女性が横断歩道を渡っている。


何やらたのしそうに話し合いながら
横断歩道の中ほどまで来たら、
一台の自転車が通り過ぎて行った。

遠くの方からこちらへ向かって
3人の男性が向かってきている様だ。


タクシーを止めた誘導員がいる横断歩道


3人の女性はこのまま横断歩道を渡り
タクシーはここから離れて行き
自転車もこの場所から離れて
自分の家へ向かって行くだろう。


そして、もう少し時間がたったら
向こうから来る3人の男性も
このタクシーを止めた誘導員がいる横断歩道へ
近づいて来て、そしてこの場所へ
とどまる事もなく通り過ぎて行くのだ

ミントグリーンの洋服の女性

ただ普通の人の後ろ姿を撮ってみました。

このキャプションタイトルをいろいろ考えていて、そう、この洋服の色を名前でいうと何というのか色々調べてみたら、灰緑、薄青富士、くすんだグリーン、ミントグリーン、などなど、色々言う方がいて、実は結構有名な色なんだなとわかりました。


つまり、自然の中には確かにこういう植物色的なものってあるんですね。なので、皆さん色々と、ゴホ、むせた、この色の事を言う方がいるようです。


でもこの写真をよく見ると、実は拡大すると分かるのですが、本当に細かくきれいに撮れていて、洋服の生地の感じとか、特に後ろのひもがクリアーに奇麗に撮れていて、生々しく美しい紐なのですよ。


良く、野鳥を撮ったりしている方の、野鳥の羽がきれいに撮れているのを見るのと同じように、この紐もきれいに撮れているので、写真としてみると結構面白いのですよね。


という事で、一つレンズの使い方を開発したのでした。

不意打ちショットを食らった事へのお返しの必死の一枚

渋谷のスクランブル交差点は最近かなり多くの旅行客で混雑しています。

皆カメラを持っていて、私ももちろん被写体を探して時々いくのですが、この間もハンズへ行ったついでに誰か面白い被写体は居ないかチェックしていたら、突然目の前に現れて私を撮り始めた人が居ました。

そう来ましたか、と私も応戦すべくカメラを構えましたが、何分にも予期していなかったので数回しかシャッターを切れませんでした。幸い何とかブレてるけれど一枚ゲット、。


しかし、相手は凄い素早かったでした。かがんで近づいて来て突然撮り始め、こちらも応戦する暇もなく素早く逃げてしまいました。いやあ、一本やられました。


でも、こういう戦いは平和で良いなあ。


この前も言いましたが、実は以前私もカメラで風景を撮っていたら、「あなた、今私を撮ったでしょ?警察へ行きましょう、!」と、言われたことがありました。


これ、なんか盗撮と間違えられたらしいのですが、もちろん盗撮は犯罪ですが、ただ単に風景の意味で人を撮るのは全く問題は無いのですよね。というより、街にいる人を撮っても、それが鑑賞に値するレベルに撮るのはものすごく大変なのですよ!と、断言します。


それと不思議な事に、実は個人識別できないレベルの顔写真って実はアート的なのでした。そんなわけで、その原理を応用していろいろ模索しています。


そのテクニックは、顔をブラす、ブラすにはF値を合わせない、シャッタースピードを合わせない。


又、逆光にする、これにはかなり高度な設定が必要です。又、そういう場所を確保する必要があります。これは今色々模索中です。

自撮りに夢中の三人に影響されて、、。

青山通り、旧ベルコモンズの交差点で自撮りに夢中になっている三人組の人たちがいた。
するとそこへ通りかかった女性が彼らに影響されたかのように、彼らと同じようなスタンスでカメラを構え、あたりの風景の撮影を始めたようだ。


それを見ていた私もその雰囲気に影響されてさっそく撮影態勢に入ったのでした。
そう、撮影病は伝染性があるのでした。

私が、斜め反対側からここへく来る間中、三人組はずっとこのようなスタンスで自撮りを須続けていました。写真を拡大してみるとやはりスマホには自分たちの顔が写っているようです。おそらく飽きもせず10分間くらいはこの態勢でしたね。

やはり彼らに影響されて撮影を始めた人は自撮りではなく、反対側のビルを撮っているようですね。

しかしこの写真よく見ると、様々な対になっている者たちが偶然にも写っているのはあまりに奇跡的ではないのかなあ?と、又変な事に気が付いてしまいました。


1 先ず画面の左には画面から出ていく人がいて、右からは入ってくる人が居て対になっています。
2 近くにあるマンホールの模様が左右で対になっているようです。
3 そもそも自撮りとは、本人とその本人の画像を撮る訳ですからそれらは対になっている訳です。
4 当然自撮りのグループと、撮影している女性も左右で対の場所に同じような撮影スタンスで対になっています。
5 おまけに、向こう側の道路の遠くの方に二本の木が対になったように見えていますねえ。


まあ、そんなことを意識して撮った訳では無いのですが、結果的にそのようなものが写っている訳ですが、でも、このような偶然の一致が写るってことは私も前に何度も言っているように時々起きている訳なのですが、しかしこの様な事は私に限った事ではなく、様々な人がそのような写真を撮って自慢?している人がインスタにはかなり居ますね。


例えば、縞模様の横断歩道に、縞模様の傘の人が来た、とかの偶然を写している人、結構いますね。私もそういう偶然にお目にかかりたいとは思いますが、しかしまあ、どうすればそのような偶然に巡り合えるのかは神のみぞ知るなのでしょうが、噂ではかなりの様々な努力とノウハウが必要らしいですねえ、私には出来ません。

何かのヒントを告げようとしているらしい、赤い唇と黒い唇

黒いシルエットの人がまるでマイクに向かって何かを言っているみたいに見えちゃうタイミングでの構図になっていました。

何しろ、最近は写真と言葉のコラボレーションにハマっているので、これについては三日間考えまして、偶然にも後ろの看板に同じような赤い顔の絵があったのでその共通の顔のパーツである”唇”をキーワードとして、このようなキャプションにしました。


何かのヒントを告げようとしているらしい、赤い唇と黒い唇


この言葉と絵を組み合わせると、かなりシュールな感じで笑えますねえ。
でも、意外とある真実を表してはいるのですよね。まあ、こういう偶然は実はどこにでもあるのですよね。これはある一瞬にこういう構図になったのですが、実はこういう偶然は実は常にいろいろなところで頻繁に起こっているのです。ただそれに気が付くタイミングが合わないだけなのですね。


そういう訳で、この写真は以前の記事の「ヒントがあるのに気が付かない人」につながる訳なのでした。という事は、この男性は過去の私?に対してもメッセージを送っていたのでしょうか?それとも未来の人のだれか対してなのかな?


では具体的に何をヒントとして言おうとしているのか?それは、ゴホン、、

「芸術とは真実を凍結させる事なり。」

と、しておきます。